来場後も、ROOVを活用してコミュニケーション。 過去に来場いただいたお客様に再度物件に興味を持ってもらうための施策とは

—プロジェクト概要と、ROOVを導入する前後のご接客方法の違いについてお聞かせください。

望月様：こちらの物件はもともと竣工する前に完売を見込んでおりましたが、コロナウイルスの影響で、ご来場者様の人数制限などさまざまな制約が多くなる中、長期にわたって販売する方針に変更しました。

竣工前は、物件近くのマンションサロンで、モデルルームや模型をお見せしながらご接客をしていました。竣工後の現在は、棟内の実物のお部屋をご接客用に臨時で改装し、ご案内しています。ROOV はちょうど、竣工後の販売に切り替わるタイミングで導入しました。

マンションサロンは営業するための建物なので、事務所に戻り資料を取ってくるなどの動線も非常にスムーズで、お客様にもストレスなくご案内できていました。現在は、資料を取ってくるだけでも階を移動する必要があり、お客様をお待たせしてしまう時間が非常に多くなってしまいました。

ROOVなら資料が全て１つにまとまっているので、事務所に戻り資料を持ってくる必要もなく、営業担当同士で資料を共有しお客様にタイムリーにご提示できるので、お客様にとっても非常にストレスなくご案内ができています。

紙資料を持ち歩くと荷物になってしまいますが、iPad１つに必要な資料を全てまとめることができるので、シンプルで私たちも営業しやすいと感じています。

—ROOVのシェア機能はどのようにご活用されてますか？

望月様：公式サイトから資料請求いただいたタイミングで、ROOVのシェア機能でお客様ごとに資料をお渡ししています。

公式サイトに掲載されている以上の情報の中から、ご自身に必要な情報を探していただき、ご検討を深めてもらってからご来場いただくようにしております。

事前にROOVを見ていただいたお客様は、間取りの理解度が違うと感じますね。こちらの物件は間取りのタイプ数が多いのですが、ご希望の間取りを絞った上でご来場いただけると、ご来場時のご案内もスムーズに進みます。

以前は、お部屋の空き状況などをお電話で定期的にお問合せいただくお客様もいらっしゃいましたが、ROOVからシェアした情報は都度更新ができるので、そういったお客様にもストレス無くご確認いただける点も非常に良いと思います。

望月様：ROOVを導入した時期は2022年の年末で、過去にご来場いただいたお客様に再来場いただくための、フォロー施策が最初の活用でした。

営業担当それぞれが、以前ご来場いただいた自分の担当のお客様お一人お一人に、ROOVのシェアリンクをつけたメールをお送りしました。資料が整理され見やすいツール（ROOV）を導入したことや、最新の価格表、竣工後のお写真、商業施設の情報などを目玉として謳い、リンクをクリックいただくためにお客様ごとに文面を丁寧に考えました。結果として、再来場いただき成約に至ったお客様もいらっしゃるので、ROOVを含めた各施策が功を奏しています。

—ROOVを導入する前後で、一番変化を感じたポイントを教えてください。

望月様：来場後のフォローですね。来場後も、お客様とROOVを介してコミュニケーションできることが一番の価値です。

URL１つで簡単にシェアできる点も使いやすいポイントです。弊社のシステム上、メールでデータを送付する場合、圧縮してパスワードをかける必要があり、受信されたお客様にとってはデータを開くのに手間がかかり、スマートフォンだと開くことができない、といったケースもありました。ROOVならシェアしたURLをクリックするだけなので、お客様にとってストレス無くご確認いただける点がとても良いと思います。

—ROOVを利用する際、工夫されている点があれば教えてください。

望月様：お客様ごとに必要と思われる情報を選んで、お伝えすることを意識しています。新しいコンテンツがご案内できるようになった時など、状況に合わせて更新のお知らせをすることで、フォローのきっかけにしています。

※感染症対策のうえ取材を行い、撮影時のみマスクを外しご対応いただきました。