ROOVは、図面よりもお客様へお住まいいただくイメージをより明確に与えられる、新たな販売ツール

―22年に竣工した「ザ・パークハウス 横浜川和町ガーデン」のモデルルームをそのまま利用されており、モデルルームの補足ツールとしてROOV（ルーブ）を導入いただきました。
ROOVを導入した目的と、どのように活用されているかお聞かせください。

茂木様：「ザ・パークハウス 横浜川和町ガーデン」と「ザ・パークハウス 横浜川和町テラス」は、仕様と設備は同等のものが多いですが、大きさや梁の出方などが多少異なります。実際に見ていただけるものはサンプルルームで確認いただき、サイズ感や細かい造りなど、サンプルルームと異なる部分はROOV walkでご確認いただいてます。

小林様：サンプルルームで再現している間取り以外のお部屋のご説明にも活用しています。ROOV walkでは、梁の落ち方などひとつひとつのお部屋で再現いただいており、お引渡しに近い形でお見せすることができるので、お引渡し後のイメージのギャップを埋めることができるのでは、と感じています。

茂木様：ROOV walkは、ご来場者様の限定ページで公開しています。ギャラリーではROOV walkの使い方をご説明して、ご帰宅後に、自宅でじっくりROOV walkを見ていただく、という使い方がメインですね。

来場者限定ページ

―ROOVを利用する際、お客様のために工夫してる点はありますか？

茂木様：手持ちの家具をそのまま使いたいお客様に、ROOV walkの家具シミュレーション機能をお勧めしています。「自分でサイズを合わせて家具を設置してみた」というお声もいただき、意外に使っていただいてるお客様が多い印象です。

ご商談させて頂いたご家族で、家具の配置や動線を気にされており、お気に入りのソファもあるとのことでROOV walkでそのソファを置いたイメージや動線を見ていただき、そのままご検討されていたタイプでお申し込みをいただくことができました。

ROOV walkの家具シミュレーション

―ROOVを導入することで、どのような変化・効果がありましたか？

小林様：ROOV walkを使うことで、言葉では伝えきれないところも補えることができると感じています。こういった青田売りですと、実物を見ないで購入することにお客様はとても不安を感じていらっしゃいます。ROOV walkがなかった「ザ・パークハウス 横浜川和町ガーデン」では、「横型タイプ」のイメージが湧かないというお声をいただいた際に、当社の別の物件のギャラリーの写真をお見せして、「少し異なりますが、横型タイプのリビングはこういう感じです」とご説明していました。あくまでイメージですし、その写真を掲載しているホームページが非公開になってしまうとご説明もできません。本物件ではROOV walkでご説明ができるので、大変助かっています。

茂木様：接客目線でも、お客様目線でも、両方にとってメリットがあるツールなのでは、と思います。モデルルームで再現できるタイプには限りがあり、モデルルームだけでお部屋の想像をするのは難しいですよね。お客様はお部屋のイメージを膨らますことができ、我々としても、ROOV walkでお部屋の中を見ていただき「意外といいかもしれない」と感じていただくことができる、と感じています。

―ROOVの今後の活用についてお聞かせください。

小林様：今後はROOV walkを、図面よりもお客様へお住まいいただくイメージをより明確に与えられる新たな販売ツールに使えないか、と考えています。無いものをお勧めされてもお客様は困ってしまうと思いますが、ROOV walkで、お部屋の中・家具を置いた際の具体的なイメージをお見せすることで、お部屋に魅力を感じていただくことができるのでは、と思います。

※感染症対策のうえ取材を行い、撮影時のみマスクを外しご対応いただきました。