Company / Press release

2025. 03. 25

スタイルポート、SDGs推進私募債により2億円の資金調達を実施 〜スタートアップの資金調達環境が変化する中、デットによる資金調達を実現

株式会社スタイルポート(本社:東京都渋谷区、代表:間所 暁彦、以下 当社)は、2025年3月25日付で、株式会社りそな銀行を引受先とする「SDGs推進私募債」を発行し、総額2億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。本調達により、当社の創業以来の資金調達は累計26億円に到達いたしました。

 

■私募債発行の背景

当社は、「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」をミッションに掲げ、3Dコミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を開発・提供しています。従来、不動性・非代替性という不動産特有の特性により、デジタル化との相性が悪かった現実空間を、最先端技術によりデジタル化することで、不動産販売における顧客接点のデジタルシフトを実現。主に新築分譲マンション販売市場での導入が拡大しており、業界のDXを推進してきました。

 

近年、スタートアップの資金調達環境は大きな転換期を迎えており、グロース市場の冷え込みによりエクイティ(株式発行)による資金調達が厳しさを増す中、当社は事業の成長性・安定性・技術力を高く評価され、デット(借入)による資金調達を実現しました。

 

■事業の成長と今後の展開

「ROOV」は、新築分譲マンションを販売する不動産デベロッパーの標準販売ツールとして採用が拡大しています。さらに、2025年3月1日付で株式会社ディシムより「DiSIM」事業を譲受し、業界内における圧倒的な導入シェアを獲得しています。今回の資金調達を通じて、さらなる事業拡大、M&Aの推進、技術開発への投資を行い、不動産業界におけるDXの加速を図ってまいります。

 

「SDGs推進私募債」を通じて社会課題の解決に貢献

今回発行した「SDGs推進私募債」による収益の一部は、社会貢献活動の一環としてSDGs関連団体への寄付に活用されます。

 

「SDGs推進私募債」とは

りそな銀行引受による私募債発行額の0.1%相当額を、発行企業の選定したSDGs関連団体へ同行が寄付する商品です。発行企業にとっては、資金調達と同時に、社会課題の解決に貢献することができます。

詳細はこちら:https://www.resonabank.co.jp/hojin/service/kigyoseicho/sien/sei_c0407.html

 

■スタイルポートについて

株式会社スタイルポートは「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」をミッションに掲げ、3Dコミュニケーション・プラットフォーム「ROOV」を開発・提供しています。

「ROOV」は、デジタルツインソリューション「ROOV walk」と、住宅販売支援プラットフォーム「ROOV compass」を組み合わせることで、不動産販売業界における業務プロセスの変革を牽引するオンラインサービスです。

未竣工の建物や、アクセスが不便な立地にある建物を、仮想空間上にデジタルツインとして再現する「ROOV walk」。住宅販売に必要なあらゆるコンテンツを一元管理し、顧客との接点を集約する「ROOV compass」。両サービスにより、時間や場所、経験による制約からユーザーを解放し、空間理解を深めるための新たなコミュニケーションを実現します。

2024年7月からは、デジタルツインプラットフォーム「ROOV.space」の提供も開始。オフィス、物流倉庫、そしてアリーナなど、住宅領域以外への活用が拡大しています。

 

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