Press release
2022. 02. 28
マンション購入時、ミレニアル世代は何を参考にした?最も多かったのは「Twitter」70.3% SNSやブログの情報、96.8%が「意思決定に影響」と回答

コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した、東京在住の20~30代の人101名を対象に「マンション購入者の行動変容」に関する調査を実施いたしましたのでお知らせします。
■調査サマリー

コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した、東京在住の20~30代の人101名を対象に「マンション購入者の行動変容」に関する調査を実施いたしましたのでお知らせします。
今回の調査では、ミレニアル世代のマンション購⼊時の情報収集において、SNSが主流となっていることが判明しました。内覧のためにマンションギャラリーへ⾜を運ぶことが通例になってはいるものの、コロナ禍によってマンション購⼊時の説明もオンライン化に切り替わったケースも多く、わざわざ⾜を運びたくないという本⾳が垣間⾒える結果となりました。
⼈⽣において⼤きな買い物となるマンション購⼊ですが、内覧⾃体がVR化するなど、時代の流れに合わせ購⼊のプロセスがより簡便なものへと変化していくと予想されます。事業者としても購⼊者としても、新たな価値観や⽣活様式に対応したメディアや技術、サービスを柔軟に取り⼊れることが、時代に合ったスムーズな購買⾏動につながりそうです。
■マンション購⼊の際に検討した媒体、「Twitter」が70.3%で最多
「Q1.あなたは、特定のマンションを具体的に購⼊検討した際に、どのような媒体を参考にしましたか。(複数回答)」(n=101)と質問したところ、「Twitter」が70.3%、「YouTube」が56.4%、「TikTok」が50.5%という回答となりました。
- Twitter:70.3%
- YouTube:56.4%
- TikTok:50.5%
- Instagram:45.5%
- ブログ:36.6%
- クチコミサイト:34.7%
- 不動産ポータルサイト(SUUMO)など:31.7%
- チラシ:27.7%
- 新聞:25.7%
- 雑誌:24.8%
- 交通広告:23.8%
- 本:21.8%
- テレビCM:20.8%
- その他:8.9%
- わからない/答えられない:1.0%
■マンション購⼊でSNSやブログを参考にした⽅の96.8%が、SNSやブログで収集した情報は、マンション購⼊時の意思決定に「影響した」と回答
Q1で「SNS(Twitter、TikTok、YouTube、Instagram)」「ブログ」と回答した⽅に、「Q2.SNSやブログで収集した情報は、マンション購⼊時の意思決定にどの程度影響しましたか。」(n=95)と質問したところ、「かなり影響した」が54.7%、「やや影響した」が42.1%という回答となりました。
- かなり影響した:54.7%
- やや影響した:42.1%
- あまり影響していない:3.2%
- 全く影響していない:0.0%
- わからない/答えられないト:0.0%
■SNSやブログで情報取集した理由、「動画や画像とともに情報収集できるから」が63.2%、「リアルな⼝コミを⾒ることができるから」が54.7%
Q1で「SNS(Twitter、TikTok、YouTube、Instagram)」「ブログ」と回答した⽅に、「Q3.マンション購⼊に関して、特定のマンションを具体的に検討したとき、SNSやブログで情報収集を⾏った理由を教えてください。(複数回答)」(n=95)と質問したところ、「動画や画像とともに情報収集できるから」が63.2%、「リアルな⼝コミを⾒ることができるから」が54.7%という回答となりました。
- 動画や画像とともに情報収集できるから:63.2%
- リアルな⼝コミを⾒ることができるから:54.7%
- 情報量が膨⼤だから:52.6%
- 最新情報が表⽰されるから:40.0%
- コメントなどで直接質問することができるから:36.8%
- 家族や知⼈などと情報をシェアできるから:27.4%
- SNSを⾒る頻度が多く、その流れで調べやすいから:26.3%
- ⾃分に最適化された情報が流れてくるから:26.3%
- その他:7.4%
- わからない/答えられない:0.0%
■SNSやブログで情報収集を⾏った理由、「⼿軽だから」や「デメリットが把握できるから」という意⾒も
Q1で「SNS(Twitter、TikTok、YouTube、Instagram)」「ブログ」と回答し、Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した⽅に、「Q4.Q3で回答した以外に、マンション購⼊に関して、SNSやブログで情報収集を⾏った理由があれば、⾃由に教えてください。(⾃由回答)」(n=95)と質問したところ、「⼿軽だから」や「デメリットが把握できるから」など45の回答を得ることができました。
<⾃由回答・⼀部抜粋>
- 39歳:⼿軽だから。
- 26歳:デメリットが把握できるから。
- 32歳:リアルな情報が得られると思ったから。
- 26歳:探しやすいから。
■マンション購⼊時に「実際買った⼈のブログ」や「マンションコミュニティ」からの情報がもっと豊富に得られると便利という声
「Q5.マンション購⼊時に、どのような媒体からの情報がもっと豊富に得られると便利だと思いますか。(⾃由回答)」(n=101)と質問したところ、「実際買った⼈のブログ」や「マンションコミュニティ」など50の回答を得ることができました。
<⾃由回答・⼀部抜粋>
- 32歳:実際買った⼈のブログ。
- 39歳:マンションコミュニティ。
- 32歳:YouTube。
- 29歳:ネットの不動産情報サイト。
- 26歳:雑誌、テレビ。
- 36歳:アプリ。
■9割以上が、マンション購⼊検討時に「マンションギャラリーに⾏った」と回答
「Q6.あなたはマンション購⼊検討時に、マンションギャラリーに⾏きましたか。」(n=101)と質問したところ、「⾏った」が92.1%、「⾏かなかった」が7.9%という回答となりました。
- ⾏った:92.1%
- ⾏かなかった:7.9%
- わからない/答えられない:0.0%
■マンションギャラリーに⾏った際の不満、「マンションギャラリーに⾜を運ぶのが⾯倒」が57.0%で最多
Q6で「⾏った」と回答した⽅に、「Q7.マンションギャラリーに⾏った際に、不満に思ったことがあれば教えてください。(複数回答)」(n=93)と質問したところ、「マンションギャラリーに⾜を運ぶのが⾯倒」が57.0%、「訪問⽇時の調整や予約作業が⾯倒」が51.6%という回答となりました。
- マンションギャラリーに⾜を運ぶのが⾯倒:57.0%
- 訪問⽇時の調整や予約作業が⾯倒:51.6%
- マンションギャラリーでの説明時間が⻑い:43.0%
- 感染症予防のため外出を控えたかったが、訪問せざるを得ない:40.9%
- 検討したい部屋タイプのモデルルームがない:35.5%
- モデルルームのオプションが多く、検討したい部屋タイプの参考にならない:30.1%
- 渡される持ち帰り資料が多い:25.8%
- 何度もマンションギャラリーに訪問しなければならない:19.4%
- その他:7.5%
- 不満はない:2.2%
- わからない/答えられない:0.0%
■95.0%が、「全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購⼊時の意思決定がもっとスムーズにいった」と回答
「Q8.具体的な購⼊検討物件に関して、情報収集・検討を⾏う際に、全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購⼊時の意思決定がもっとスムーズにいったと思いますか。」(n=101)と質問したところ、「⾮常にそう思う」が45.5%、「ややそう思う」が49.5%という回答となりました。
- ⾮常にそう思う:45.5%
- ややそう思う:49.5%
- あまりそう思わない:2.0%
- 全くそう思わない:2.0%
- わからない/答えられない:1.0%
■マンションギャラリーで渡される資料、85.1%が「データ」を希望
「Q9.マンションギャラリーで渡される資料は、「紙」と「データ」どちらの⽅が良いですか。」(n=101)と質問したところ、「データ」が85.1%、「紙」が13.9%という回答となりました。
- データ:85.1%
- 紙:13.9%
- わからない/答えられない:1.0%
■86.1%が、マンション購⼊時の説明をオンラインでも受けた経験あり
「Q10.あなたは、マンション購⼊時の説明をオンラインでも受けましたか。」(n=101)と質問したところ、「受けた」が86.1%、「受けていない」が13.9%という回答となりました。
- 受けた:86.1%
- 受けていない:13.9%
- わからない/答えられない:0.0%
■まとめ
今回は、コロナ禍で居住⽤の新築マンションを購⼊した、東京在住の20代56名、30代45名を対象に「マンシ
ョン購⼊者の⾏動変容」に関する調査を⾏いました。
まず、特定のマンションを具体的に購⼊検討した際に、参考にした媒体を調査したところ、「Twitter」が70.3%、「YouTube」が56.4%、「TikTok」が50.5%という結果となりました。続いて、「SNS」「ブログ」と回答した⽅の96.8%が、SNSやブログで収集した情報がマンション購⼊時の意思決定に「影響した」と回答しました。SNSやブログで情報取集した理由について尋ねると、「動画や画像とともに情報収集できるから」が63.2%、「リアルな⼝コミを⾒ることができるから」が54.7%、他にも「⼿軽だから」や「デメリットが把握できるから」という意⾒も挙がりました。また、マンション購⼊時に「実際買った⼈のブログ」や「マンションコミュニティからの情報」がもっと豊富に得られると便利という意⾒もありました。
次に、マンション購⼊検討時にマンションギャラリーを訪れた⼈は9割強にも上ることが判明しました。その⼀⽅で、マンションギャラリー訪問時の不満として「マンションギャラリーに⾜を運ぶのが⾯倒」が57.0%で最多に。他にも、検討したい部屋タイプのモデルルームがない(35.5%)、渡される持ち帰り資料が多い(25.8%)という声も挙がりました。さらに、95.0%の⽅が、「全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購⼊時の意思決定がもっとスムーズにいったと思う」と、内覧のVR化に興味を⽰しました。加えて、マンションギャラリーで渡される資料については、85.1%の⼈が「データ」での提供を望んでおり、86.1%が「マンション購⼊に関してオンラインで説明を受けたことがある」と回答しました。
■調査概要
- 調査概要:「マンション購⼊者の⾏動変容」に関する調査
- 調査⽅法:インターネット調査
- 調査期間:2022年2⽉4⽇〜同年2⽉16⽇
- 有効回答:コロナ禍で居住⽤の新築マンションを購⼊した、東京在住の20代・30代の⼈101名
*本リリース内では、20代前半から30代後半の年齢の⼈々を「ミレニアル世代」と定義して使⽤しております。
■3Dコミュニケーションプラットフォーム『ROOV』について
ROOVは、「空間の選択に伴う後悔をゼロにする」をMissionに掲げるスタイルポートが開発、2019年4⽉に提供を開始した3Dコミュニケーションプラットフォームです。
現在は、クラウドタイプの新築不動産販売⽀援ソリューションとして、いつでもどこでも誰でもかんたんに、未竣⼯物件を3DCGでVR内覧できる『ROOV walk(ルーブ ウォーク)』と、商談時に使⽤する膨⼤な検討情報をクラウド上に集約、顧客に適切なタイミングでスマートに情報共有し、検討状況をログ解析できる販売⽀援システム『ROOV compass(ルーブ コンパス)』をマンション販売事業者に提供しています。
■株式会社スタイルポート
- 代表者:代表取締役 間所暁彦
- 所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-3-15 東京セントラル表参道322号
- 設立:2017年10月
- 事業内容:不動産マーケットにおけるITソリューションの開発および提供
- コーポレートサイト: https://styleport.co.jp/
- 採用情報:https://open.talentio.com/r/1/c/styleport.co.jp/homes/1950