STYLE OF
STYLE PORT

BOARD MEMBERS TALK SESSION

Founder , CEO AKIHIKO MADOKORO

Board Director OSAMU CHUJO

Board Director TOMOAKI ABE

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SESSION01
三者三様の専門分野を武器に、
不動産テックに挑む

スタイルポートの設立、あるいは参画することになった
きっかけを教えてください。

間所:
私は大学卒業から現在まで一貫して不動産業界に身を置き、分譲マンションの開発や不動産投資ファンドの組成など、幅広い事業を牽引してきました。その中で気づいたことは、他産業の構造や仕事の在り方は、テクノロジーによって次々と更新されていくのに対して、不動産業界は依然として古い「常識」に縛られているという実情。自分が長年お世話になってきた不動産業界が、時代の流れから置き去りにされているのが悔しい。そう痛感したことがきっかけで、「不動産業革命」を起こすべく、スタイルポートの前身であるスタイル・リンクを設立。スタート当初は不動産の企画や開発に関するコンサルティング業務や仲介業務がメインでしたが、5期目に入った頃に、資本増強を足がかりに新規事業にチャレンジする機会を得ました。そのタイミングで、スタイル・リンクの流れを汲んだ新たな組織体として、スタイルポートを創業したのです。
中條:
私と間所は、もともとビジネススクールの同期で、かれこれ20年以上の付き合いがあります。私は新卒でリクルート(現リクルートホールディングス)に入社し、その後エムスリーというベンチャー企業に参画。エムスリーの事業が成功し、一段落ついたところで独立したのですが、それと同時期に新居探しもスタートしていました。もともと、オープンルームやチラシの図面をついついチェックしてしまうくらいに不動産への関心は高かったのですが、いざ自分ごととなると、なかなか思いどおりの物件に出会えずにいて。間所から声をかけられたのは、ちょうどその頃でしたね。
間所:
同窓生ということもあって、中條が独立して企業のスタートアップ支援や経営の参画に取り組んでいるという活躍は耳にしていました。そして、私が不動産テックの事業を始めようと思ったときに、真っ先に頭に浮かんだのが中條だったのです。
中條:
昔から知っていて、かつ信頼の置ける同窓生からの誘いだったため、話が盛り上がって、一緒に事業を始めることを決断しました。
現在は主に、会社をどう効率化に回していくかといった、管理や仕組みづくりの部分を担当しています。間所は不動産業界との関わりが長く、ネットワークが非常に豊富なので、対外的な役回りが多いですね。そして、ITやプロダクト開発の領域を担当しているのが、阿部になります。
阿部:
私も、もともとは中條と同じエムスリーに所属していました。スタイルポートに参画する以前は、すでに独立して事業をスタートさせていたのですが、たまたま中條と会って話をする機会があって。私はずっとIT畑で仕事をしていて、これまで不動産にはまったく関心がありませんでした。しかし、不動産とITの相性を考えたときに、まだまだ革命の余地があるエキサイティングな領域だと感じたこと、そして私自身もいろいろなことにチャレンジしてみたいという想いがあったため、スタイルポートへの参画を決意したのです。

SESSION01

SESSION02
属人的な不動産取引を、
テクノロジーの力で革新する

それぞれの立場から、不動産業界に対して感じている課題を教えてください。
また、その課題を解決するために必要なこととはなんでしょうか?

間所:
先ほども申し上げましたが、他産業はインターネットを活用した取引の精度や、効率化がどんどん進んでいます。一方で不動産業界は、未だに紙や電話、FAXなど、マンパワーに依存した取引が主体。この現状を打破しようと、多くの不動産テック企業が製品やサービスの開発を進めています。しかし、そこには「場所を移動できない」という不動産特有の問題が、常に立ちはだかります。また、物件は個別性が高く代替することができないので、どうしても現地で実物を確認しなければ、購入の意思決定はできません。そのため、インターネットを活用して物件とマッチングするというのは不可能だというのが、この業界の「常識」でした。だからこそ、その常識を突破することが、不動産テックの領域を制することにつながると私たちは考えています。
中條:
不動産業界には改善の余地がたくさんあると思います。その中でも、私が特に重要だと感じているのは「内覧」です。現状、内覧をするという行為に対して、非常に多くの手間や時間がかかっています。不動産を売りたい人からすると、内覧希望者一人ひとりに接客をする必要があり、しかも売買が成立しないと、また最初から……という繰り返しです。それがもし、IT技術を活用して、一度に多くの人がインターネットを通じて内覧することが「常識」になれば、もっとリードタイムが短くなると思います。それだけでなく、不動産の取引が活性化することで、適切な価格で不動産の売買ができるようになるかもしれません。
間所:
そのために開発したのが、VRの技術を使って3Dで再現した部屋を、パソコンやタブレットを介していつでもどこでも簡単にチェックできるサービス『Roov』です。まるで実際に内覧しているかのように、部屋の中をぐるぐると見て回ることができるだけではなく、寸法を図ったり、インテリアを表示したり、持っている家具を仮想配置するといった機能も搭載しています。
阿部:
ただ、いくら良質なプロダクトを開発したとしても、それだけではなかなか不動産業界は変わらないとも感じています。私は当初、3Dで物件をつくるといった観点でばかり事業に注力していたのですが、不動産業界に深く関わっていく中で、そもそも情報の在り方や人の考え方が、デジタルの時代に即していないということが分かってきました。そのため、不動産業界の課題を解決するための製品・サービスの開発は追求しつつも、「なぜこのサービスが必要なのか」「どんな価値をもたらしてくれるのか」といった情報を発信し、不動産に関わる人たちの意識を変えていく必要があると感じます。そういう意味でも、我々が不動産業界を変えていく主導権を握れたら面白いと思っています。

SESSION02

SESSION03
多種多様なスペシャリストが、
「実利」に根ざしたサービスを追求

スタイルポートの強みや魅力とは、
どういったところでしょうか。

間所:
「取引上の実需要から出発しているITサービス」というアプローチをしている点が、他社と比較して大きな強みだと思っています。私と中條は、ITエンジニアとしては素人なので、「ITを使ってできること」というプロダクトベースの発想ではなく、「そもそも今の不動産業界の仕事のやり方をどう変えると便利になるのか」「何があったら世界が変わるのか」というところでアイデアを練り、阿部と話をしました。
阿部は、エンジニアとして優秀なだけではなく、ビジネスマンとしての嗅覚も非常に鋭くて。普通だったら「技術的に無理だ」「これとこれはトレードオフの関係なので諦めてください」という議論になるところを、いつも「面白そうだから行けるところまでやりましょう」と言って取り組んでくれます。
阿部:
専門的な話になりますが、3DCGのデータは、容量がすごく重たいのです。そのため、ほとんどの場合は動画アニメーションで見せる、あるいはハイスペックなワークステーションを駆使してなんとか動かす、というのが「常識」でした。しかし間所のアイデアは「ブラウザ上で、インタラクティブに、サクサクと動かすことはできないか」というものでした。一般的に使われているゲームのエンジンを活用しては、絶対に動かせないデータ容量になります。それならばと、「エンジンそのものを自社で一からつくりましょう」と提案しました。
間所:
結果として、スタイルポート独自のアプローチでプロダクト開発が進み、我々しか提供できないサービスが誕生することになりました。
そして、経営をするうえでもう一つ大切にしているのが、ダイバーシティ。私は不動産、中條は情報産業、阿部はITと、もともとはまったく異なる業界に所属していました。社員のバックグラウンドも、エンジニアはもちろんのこと、大手設計事務所に所属していたマンション設計のスペシャリスト、商業施設開発のコンサルタント、媒体営業のトップセールス、マンション販売のエキスパートなど、実に多彩です。各分野のプロフェッショナルが在籍していること、そして不動産業界からスタートしている企業ということ。この2つが備わっているため、対不動産会社へのコンサルティング能力は、他社とは次元が違うところにあると自負しています。
中條:
スタイルポートは、社員一人ひとりのバックグラウンドが異なっていても、同じビジョンと目標を共有し、それぞれが自律的にアクションできているところが強みだと感じています。プロダクトアウトで「とりあえず開発したから売らなきゃいけない」ということや、要件に従ってただつくるだけ、ということがなく、「そもそも、どうして必要なんだっけ?」というところからプロジェクトをスタートしているのです。
間所:
社員全員が「こういう世界を実現したいから、今はできていないけど、本当はこういうものが必要だ」ということを次々と提案してくれて。そういう意味では、企業としての進化のスピードはかなり速いと感じていますね。
中條:
あと、私自身としましては、以前所属していたリクルート、エムスリー、両社の良いところをスタイルポートに還元できないかということを意識しています。どちらの会社にも共通していたのは、上下関係というヒエラルキーがなく、自由に発言ができ、裁量をもって動くことのできる環境。何よりも、まだ世の中にない新しいことで社会に貢献しよう、価値を生み出そうという意識は非常に強いものがありました。そうした風土を浸透させていきたいと思っています。
阿部:
不動産の領域と、ITの領域でうまくバランスが取れている点も、強みのひとつだと感じます。それぞれの業界の文化がまったく異なるので、分かり合えないところが多々あるのが普通だと思いますが、スタイルポートは間所をはじめ、我々エンジニアの文化を理解して要望を受け入れてくれる懐の深さがあることを日々実感しています。

SESSION03

SESSION03

SESSION04
人々の生活そのものを
アップデートしていきたい

「不動産の世界をアップデートする」
というビジョンについてお聞かせください。

間所:
日本の不動産会社の生産性は、海外と比べると40%以下と言われています。その原因は、売り手と買い手で情報が非対称であること、マンパワーに依存した取引であることが挙げられます。不動産が流通していく際の、取引当事者がかける時間的コストが非常に大きいのです。そういったところを含めて、アナログ産業の典型だった不動産取引の世界をアップデートしていく必要があると思いますし、技術の進化によってアップデートしていく余地が生まれてきたと感じています。
中條:
私は年齢を重ねていく中で、次に何か仕事をするなら、社会のためになるビジネスを手がけていきたいと思っていました。「衣食住」という言葉があるように、住まいは人間の暮らしにとって非常に大切なもの。しかし多くの人にとって、不動産の購入は一生に一度の大イベントです。歳とともにライフスタイルが変わっていく中で、住まいのカタチが適さなくなることもあるでしょう。だからこそ、適切な時期に、適切な住まいで暮らせるような仕組みをつくっていきたい。「一生に一度」のイベントを、「一生に二度、三度」にすることができれば、人口減少の影響で縮小していくと言われている不動産マーケットの活性化にもつながり、世の中全体がハッピーになると思っています。
阿部:
テクノロジーの力で、不動産の世界をアップデートすることができれば、不動産価格の納得感も高まり、便利に売買できるなどの結果が生まれる。これがひとつのゴールだと思っています。そしてその延長線上には、生活が便利になる、安心・安全になる、子育てがしやすくなる、介護がしやすくなるなど、生きることそのものが変わりやすくなる土壌ができあがるのではないかと感じています。不動産が変われば、生活そのものが変わる。日本全体をアップデートしていくようなきっかけをつくることができれば、と思っています。
間所:
不動産を売る側にとっては効率が上がり、買う人は自分にとって最適な物件を豊富な選択肢の中からアクティブに選べる。不動産の流通をもっとなめらかにしていくことで、マーケットの拡大とユーザーの住生活の充実を同時に実現していく。ゼロサムではなく、不動産に関わるすべての人たちが幸せになれる、そんな未来をつくっていきたいですね。

SESSION04

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